誠道塾は、アメリカ、ニューヨークの中心部に全米第一の規模を誇る総本部を持つ空手道場です。1976年に創始者中村忠会長により設立され、現在アメリカはもとより、ニュージーランド、オーストラリア、イギリスなど、海外17か国に支部を持つ世界有数の空手道場です。中村忠会長考案の誠道メソッドにより安全性を特に重視した独自のカリキュラムに則って、性別や年齢を問わず世界中の多くの人々が誠道塾空手を学んでいます。
指導教程(体系的指導教程)
1.昇級システム(ベルトシステム)
誠道塾独自の昇級システムで、白帯から黒帯まで10段階に分かれており、ステップバイステップ方式で未経験の方でも無理なくステップアップできるように考案されております。帯は、白帯・青帯・黄帯・緑帯・茶帯を経て黒帯になります。それぞれの帯にはアドバンス(上級)があり、ひとつの帯を二段階に分け、少しずつ正確に技を学んでいきます。
2.シラバス
指導法の大きな特色は、明確に定められた誠道塾独自の指導教程(シラバス)にあります。これは昇級システムと密接に関係していて、級ごとに習得する基本技、セルフディフェンス、約束組手、型が明確に決められています。独自の指導教程により、体系的に段階を踏んで学んでいくことができます。立ち方、基本技から丁寧に指導しますので、初心者の方も安心して学ぶことができます。また、組手は、安全性を重視し、緑帯からプロテクター(防具)を付けてライトコンタクトで行います。特に、怪我には細心の注意を払い、皆が安心して学べるよう心掛けています。また、黒帯になると、さらに高度な技に加え、棒、杖、サイなどを用いた基本技、型、約束組手の修練を行います。
3.メディテーション
誠道塾の大きな特徴のひとつとして、メディテーションを取り入れていることにあります。メディテーションとは瞑想のことです。「調身・調息・調心」坐禅を組み、姿勢を正し、呼吸を整えて、さらに心を静かに落ち着かせます。静坐し、日常の煩雑なことから離れ坐忘し、自己を見つめ直し、豊かな心の修養に努めます。『力よりも技 技よりも心』心を豊かにするためにメディテーションクラスを行っております。
ニューヨーク世界誠道空手道連盟主宰。極真会館初の正師範代を経て、初代北米地区委員長を努める。 1976年6月誠道塾開塾、現在に至る。
世界誠道空手道連盟会長である中村忠は大山倍達氏の元に1953年に空手を始め、極真会にて最年少の黒帯に輝いた。 1961年には19歳で全日本学生空手選手権デビューし、勝利を修める。又、米軍基地座間キャンプで インストラクターを勤め、東邦医科大学空手部の指導にあたる。1962年、 タイのキックボクシングチャンピオンを打ち破り、日本の武道家がタイのキックボクサーに初めて勝ったという事で日本の国民的英雄となる。 その後極真会本部の正師範代を勤め、中村は空手の精神 を伝承する重要な人物としてニューヨークに派遣される。
世界誠道空手道連盟東京支部長
準師範 6段
3段
3段
2段